自宅から60km離れた車庫「認めません」

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北海道警は26日、実際には函館市を使用本拠地としているにも関わらず、福島町に車庫があると偽り、虚偽の保管場所登録を行ったとして、福島町に住む54歳の現職町議と、その次男となる24歳の男を電磁的公正証書原本不実記録・同供用の容疑で逮捕した。

北海道警・松前署の調べによると昨年10月、今回逮捕された町議の次男は、実際には住居のある函館市内を使用本拠地とするにも関わらず、実家のある福島町内で登録したいと父親である現職の町議に持ちかけた。町議もこれを了承し、自己の所有する福島町内の土地を保管場所として申請を行っていた。

次男は函館市内に保管場所を持たなかったことから路上駐車を繰り返していたが、数度の摘発で保管場所が福島町内とされていることが発覚した。

しかし、クルマを使用している場所は約60kmも離れた函館市であり、次男の住居も函館市内であることが判明したため、このクルマの使用本拠地は函館市にあると判断。いわゆる車庫飛ばしを行ったと断定し、2人を逮捕している。

調べに対して2人は容疑を大筋で認めているが、警察の取り調べに対して「悪いこととは考えなかった」と供述しているという。

《石田真一》

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