ひき逃げ犯は缶ビール片手にクルマを運転

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山梨県警は26日、缶ビールを飲みながらクルマを運転し、甲府市内で交通事故を起こしながらも現場からそのまま逃走していた55歳の道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。

山梨県警・甲府署の調べによると、事故が起きたのは26日の午前7時5分ごろだったという。甲府市中央2丁目付近の市道交差点に赤信号を無視した乗用車が進入し、青信号で通行していた29歳の女性が運転するバイクと出会い頭に衝突した。女性は転倒した際に足へ軽傷を負ったが、クルマはそのまま逃走した。

甲府署ではひき逃げ事件と断定して捜査を行っていたが、後続車のドライバーなどが逃げるクルマのナンバーを目撃しており、警察では目撃されたクルマを所有する55歳の男が犯行に関与した可能性が高いとして、男の自宅周辺の捜索を行った。間もなく男を発見したが、この男が「飲酒運転の発覚を恐れて逃げた」と供述し、事故の発生も認めたため、道交法違反の現行犯で逮捕した。

逮捕当時に酒気帯び相当量のアルコールを検知したが、男は友人宅に向かう途中で、自宅から持ち出した缶ビールを飲みながらクルマを運転していたという。警察では今後、ひき逃げ容疑についても調べを進めていく方針。

《石田真一》

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