酒に酔って発見と操作が遅れた

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栃木県警は28日、酒に酔った状態でクルマを運転し、前方で転倒事故を起こしたバイクを避けることなく運転していた男性をはねて死亡させた21歳の男を業務上過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。

被害者が死亡したことにより、現在は容疑を業務上過失致死に切り替えて調べを進めている。

栃木県警・黒磯署の調べによると、事故が起きたのは28日の午前0時40分ごろだという。黒磯市笹沼付近の市道で、22歳の男性が運転していたバイクが転倒。男性は車道に投げ出されたが、後続のクルマはこの男性を避けることが出来ず、そのままはねた。

男性はすぐに病院へ収容されたが、前輪で踏み潰された内臓の損傷がひどく、間もなく死亡した。

警察では後続のクルマを運転していた21歳の男から事故当時の事情を聞いたが、その際に酒気帯び相当量のアルコールを検出しており、事故当時は飲酒運転だったことも後にわかったため、業務上過失傷害と道交法違反の現行犯で逮捕している。

調べに対してこの男は「酒に酔っているという認識はあった。飲んでいたために転倒していると認識するのが遅れた。気づいた段階ではもう避けられなかった」と供述しているという。

《石田真一》

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