ホイールベースが長く、転落を免れる

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8月30日午前、福岡県北九州市で運転操作を誤ったクルマが高さ3mのがけ上にある駐車場から飛び出し、隣の民家の屋根に車体前部を突っ込ませるという事故が起きた。運転していた59歳の女性は幸いにもケガは無かった。

福岡県警・八幡東署の調べによると、事故が起きたのは30日の午前11時ごろだったという。北九州市八幡東区荒手1丁目付近にある駐車場で、59歳の女性が運転するクルマが暴走し、車止めと高さ20cmのブロック塀を乗り越え、さらにはがけと隣にある民家との間の1.5mの隙間を飛び越え民家の屋根に突っ込んだ。

駐車場にはクルマの後輪がかろうじて引っかかるように止まっており、前部は完全に屋根に突っ込む形に。運転していた女性にケガは無く、警察の取り調べに対しては「方向転換をしようとして、アクセルとブレーキを踏み間違えた」と供述しているようだ。

警察では「全長が短い軽自動車だったら、隙間に転落していた可能性もあった。隙間の部分よりもホイールベースが長いから落ちずに済んだ」と、運転者が無傷で済んだのは奇跡だとしている。

《石田真一》

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