【イクリプス『AVN9903HD』】ランドマーク乗せたイコノス画面

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【イクリプス『AVN9903HD』】ランドマーク乗せたイコノス画面
【イクリプス『AVN9903HD』】ランドマーク乗せたイコノス画面 全 2 枚 拡大写真
イクリプスのカーナビといえば、地上観測衛星『IKONOS』(イコノス)が撮影した「サテライトショット(通称:IKONOS画面)」の採用がひとつの特長となっている。

2002年の夏モデル『AVN8802D』で初採用された際には、上空映像をただ表示するだけだった。それが2002年秋モデル『AVN9902HD』では経路誘導するルートを上乗せねる形で表示させられるようになった。

飛躍的な進化を遂げたという印象もあったが、その一方で表示された場所に慣れていないと「自分がどこにいるのかわからない」という問題もあった。地図には現在地がどこなのか、例えば「○○市XX何丁目にいる」といった具体的な情報を出すまでには至らず、通常の2D地図などを2画面表示して、ようやくその位置が把握できるというような状態だった。

今回発表された『AVN9903HD』ではさらに改良を進め、地図上に目標点となりうる建物の名称や、ランドマークも重ね合わせて表示ができるように改良を進めた。見栄え重視を脱却し、ようやく実用性が伴ってきたという感じだ。

AVC本部・商品企画部の内俊介さんは「将来的にはさらに精度を高め、駐車場の出入り口などがきちんと表示できるようにしたい」と説明するが、徐々にブラッシュアップが進んでいるという印象は強く感じる。このまま進化していけば、さらに凄いものが出てくるという期待もある。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  5. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る