【新聞ウォッチ】ディーゼル車規制の偽造ステッカーをネット競売

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年9月19日付

●東京モーターショー、来場者増に懸命、小学生タダ高校生値下げ(読売・10面)

●新プリウス受注、半月で1万1000台、トヨタ目標の7倍(朝日・13面)

●愛知万博で談合か、「政府館」入札を延期、国交省業者聴取へ(朝日・39面)

●民主・政権公約、3年以内に高速道無料化(毎日・1面)

●東証終値1万1000円台(毎日・1面)

●ディーゼル車規制ステッカーを偽造、ネットオークションに出品(東京・1面)

●ヤマト運輸、ハイブリッド車2万台導入(日経・11面)

●ホンダ、車載センサー使い独自の渋滞情報提供(日経・13面)

ひとくちコメント

10月から首都圏でスタートするディーゼル車の排ガス規制を前に、偽造されたとみられる適合車用のステッカーと証明書が、インターネットオークションで販売されていたことが明らかになった。きょうの東京が1面準トップ、毎日なども社会面で取り上げている。

それによると、販売されていたのは、東京都が自動車メーカーなどを通じて発行していた「東京都ディーゼル規制 適合車」のステッカーと「粒子状物質減少装置装着証明書」。少なくとも3人の出品者がインターネット上で10件程度販売していたという。

希望価格2万5000円のステッカーや、1枚10円からオークションに出品されているステッカーを職員が見つけたもの。都の指摘で18日夕にオークションを主催しているプロバイダーが削除したが、都は近く公文書偽造容疑で警視庁に告訴する模様。

最近ではトヨタ系ディーラーのペーパー車検が発覚するなど、クルマの安全や環境に対す
る悪質な行為が横行しているのは実に情けない。

《福田俊之》

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