ネットオークション無法地帯---規制適合ステッカー出品

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東京都環境局は18日、来月1日から首都圏の1都3県で開始されるディーゼル車規制開始後、規制に適合したトラックに貼り付けられることになるステッカーの模造品がヤフーオークションに大量出品されていたことを明らかにした。同局の求めに応じたヤフー側が削除しているが、数点が落札されてしまった可能性が高いという。

これは東京都環境局が18日に明らかにしたもの。同局が模造ステッカーのヤフーオークション出品という事態を把握したのは今月14日で、複数の都民から「あれは本物なのか?」という問い合わせが入ったことで模造品の出品事実が判明したという。

模造されたステッカーは登録から7年が経過したが、DPFなどの排出ガス浄化装置を取り付けて規制値をクリアしたトラックを対象に貼り付けられるもの。排出ガス対策を行わず、このステッカーが貼り付けられていない古いトラックは1都3県で走行が禁止されることとなる。本来は装置を取り付けたメーカーが車体に貼り付けることになるが、模造品とされるステッカーの入手ができていないため、現時点では出品されていたのが模造品なのか、それとも実物の横流し品なのかははっきりしていない。

同局が確認した出品は少なくとも10件で、「東京都ディーゼル規制適合車」と書かれたステッカーと、DPFを装着したことを示す「東京都指定粒子状物質減少装置装着証明書」がセットとなっていた。オークションの開始価格は1000円程度と安価だが、希望落札価格は2万5000円に設定されていた。ヤフーオークションでは東京都の求めに応じ、出品されていた商品を全て削除し、以後同様の出品はできないようにシステムの調整を行っている。

同局では今回の事態について警察への告訴を行う方針。

《石田真一》

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