ホンダ、インドネシアでAT生産---欧州にも輸出

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ホンダのインドネシアの部品生産子会社ホンダ・プレシジョン・パーツ・マニュファクチャリングは、四輪車用AT(オートマチックトランスミッション)、エンジンバルブなどを生産する新工場が稼動開始したと発表した。工場の投資額は6400万ドル(約72億円)で、新規雇用は1000人となる。

同社では、『アコード』、『CR-V』に搭載する2.0リットルクラスの4気筒エンジン用のATから生産を開始する。2004年には年産能力を25万台とし、ASEAN諸国のホンダの四輪車生産工場や欧州などの四輪車生産工場にも輸出する。また、エンジンバルブについても2004年には生産能力を年間55万台とし、ASEAN諸国のほか、域外の生産拠点に輸出する。

ATは、自動車部品の中でも高度な機械加工技術だが、ホンダでは、長年にわたってギア類をはじめとする二輪車用のトランスミッションの生産を行うなど、高い技術力や経験、ノウハウを養ってきた。これによって今回、四輪車用ATの現地生産化を実現した。

《レスポンス編集部》

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