トヨタグループ3社が合併、世界No. 1の内装部品メーカーめざす

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車グループのアラコの内装部門、タカニチ、豊田紡織の3社は、2004年10月に合併することで合意したと発表した。合併で世界有数の自動車内装部品メーカーを目指す。

アラコの内装部門、タカニチ、豊田紡織が合併することで、シート、ドアトリム、天井、カーペットなど、内装全体が事業領域となり、個々の技術の高度化に加え、車室空間をトータルに見た開発・提案が可能になる。シートシステム、内装システムの開発も一体化、フル内装システムの開発が可能になる。

合併新会社は、車室空間全体についてコンセプト作りから開発、設計、生産まで一貫して担当する。車室内の快適性、静粛性、見栄えなど、ユーザーの期待と安全、環境など、社会的要請に応える世界ナンバーワンの商品をいち早く投入する企業を目指すとしている。

合併比率はアラコ、タカニチ、豊田紡織で、2.85:21.5:1で、新会社の概要については合併3社の社長を共同委員長とする合併推進委員会で協議する。

《レスポンス編集部》

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