キレたら何をするかわからない男---ガソリン強盗事件

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兵庫県警は7日、神戸市東灘区のガソリンスタンドで約7000円の給油代金を踏み倒して逃走しようとした際、これを阻止しようとした37歳の店長に重傷を負わせたとして、強盗傷害の容疑で21歳の男を逮捕した。男は容疑を認めているという。

兵庫県警・東灘署の調べによると、事件が起きたのは3日の午後1時45分ごろだという。神戸市東灘区青木5丁目付近のカゾリンスタンドで、約7000円の給油を行ったクルマが代金を払わずに発進し、逃走を阻止しようとした店長をはねたまま走り去った。

比較的交通量の多い時間帯だっただけに目撃情報は多く、「茶髪の若い男が上半身裸で運転していた」、「クルマはいわゆるVIPカーだった」というような有力な情報も寄せられていた。

警察では周辺での聞き込みを進めた結果、尼崎市内に住む21歳の男が犯行に関与した可能性が高いと判断。取り調べの結果、犯行を認めたために緊急逮捕したという。クルマも発見・押収されたが、車検証に記載されていた名義人は容疑者本人や家族ではないことから、盗難車である可能性が高いという。

男は「キレたら何をするかわからない」として尼崎市内の不良グループでは有名で、車種が報道された直後から地元では「犯人はあいつではないのか?」という声が高かったらしい。

《石田真一》

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