【東京ショー2003出品車】三菱『CZ2カブリオレ』のオシャレ

自動車 ニューモデル モーターショー
【東京ショー2003出品車】三菱『CZ2カブリオレ』のオシャレ
【東京ショー2003出品車】三菱『CZ2カブリオレ』のオシャレ 全 6 枚 拡大写真

『CZ2カブリオレ』は、三菱自動車が2001年の東京モーターショーに出品したスタイリッシュなベーシックカーのコンセプトモデル『CZ』を、2ドアオープンボディ化したものだ。リアに向かってウェストラインがダイナミックにキックアップするワンモーションフォルムは2ドアオープンによくマッチしており、ブランニューに見える。

プラットフォームは現在販売されているベーシックカー『コルト』と共通。2500mmとやや長いホイールベースとワイドトレッド、短いオーバーハングにより、良好な乗り心地と操縦安定性を実現する。

エンジンは新開発の可変バルブタイミング機構付き1.5リットル4気筒DOHC、変速機は6速マニュアルモード付きCVT。絶対的な速さよりは爽快さを追求しているという点で、現在ヨーロッパで大流行しているコンパクトオープン市場にマッチするといえる。

車内のトリム類はイタリアのファッションブランド「マンダリナ・ダック」がデザイン。一部の収納スペースは取り外すとバッグとして使えるという。また世界有数のアパレルグループ、ルイ・ヴィトンがが主催するショー(コンクール・デレガンス)に出展されるなど、デザイン的評価は高い。市場お目見えが楽しみなモデルである。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  2. 【レンジローバー ヴェラール 新型試乗】ああ、紛うことなくレンジローバーだ…島崎七生人
  3. 狭い道! 制限1.3m、通れる車がなくなった都市計画?…東京都世田谷区
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに日本上陸!…新型車ベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る