【東京ショー2003出品車】もしかして……レクサス『LF-S』

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【東京ショー2003出品車】もしかして……レクサス『LF-S』
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トヨタが初めて東京に設けたレクサスブースに置かれる『LF-S』(LEXUS Future-Sedan)と名付けられたビッグセダンは、全長4.91m、全幅1.895mと堂々としたサイズ。搭載するパワーユニットは、V型8気筒エンジン+交流モーターによるハイブリッドとアナウンスされている。

デザインを形にしただけのスタディモデルとはいえ、キャビンを低く抑えたフォルムは、上品でありながら、獲物を狙う猛獣のように躍動感があり、高級スポーツセダンであることが理解できる。

高級スポーツセダンでありながら、ハイブリッドシステムを搭載しているのは意外だが、エコロジー戦略を進めるトヨタ同様、レクサスでもハイブリッドシステムを幅広く展開していくろいうメッセージを強く感じ取ることができる。

ところで、このLF-Sは、デザインスタディモデルとはいえ、レクサスから近い将来に発売するモデルの先行公開と考えていいだろう。レクサスブランドが日本で本格スタートするのは2005年の8月。そして、スタートと同時に『セルシオ』(次期型はレクサスブランドから発売される)がモデルチェンジするといわれている。

LF-Sのボディサイズや搭載エンジンは、現行セルシオに極めて近い。車名のLF-Sから「Future」を意味するFを抜けば、車名は『LS』。『LS』とは、セルシオのレクサスブランドでの名称でもある。単なる偶然なのだろうか?

もし、レクサスのフラッグシップモデルである次期セルシオがハイブリッドで登場したら……。大きな話題となり、レクサスブランドの知名度とステイタスを大きく高めることになるだろう。

《工藤貴宏》

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