宮城県警の運転免許更新システムがストップ

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14日午前、運転免許証に関するデータを収めた宮城県警の免許更新用ホストコンピューターがトラブルを起こし、宮城県内にある4つの運転免許センター全てで更新作業が出来なくなるというトラブルが発生した。ルーターのトラブルとわかり、機材の交換を行った結果、2時間30分あまりで復旧したが、免許証の更新に訪れた500人がこの影響を受けたという。

宮城県警・運転免許課の調べによると、トラブルが発生したのは14日の午前8時30分ごろだという。仙台市泉区市名坂にある宮城県運転免許センターで更新作業に使用するホストコンピューターを起動したところ、直後から警察庁側のコンピューターと接続できない状態が生じていることがわかった。

免許証番号や違反歴(累積点)などのデータは警察庁側で一元管理されているため、更新作業が事実上不可能となり、県運転免許センターを中継して同様に警察庁へリンクさせている石巻、古川、仙南の各センターでも作業がストップした。

運転免許課では午前9時にコンピューターを停止させ、原因究明を行ったところ、外部回線への接続を行うルーターに不具合があることを発見。機材を別のものと交換し、午前11時にシステムの再起動を行い、警察庁へのリンクを確認している。

同時間帯に4つのセンターを訪れた約500人のうち、380人はシステムが完全復旧した午後まで待って新しい免許証の交付を受けたが、残る約120人は仕事の都合などで交付を待つことができず、当日で期限切れとなる人には期限延長の裏書きで対処した。

運転免許課では「システムの変更などはしておらず、機材の故障と考えられる。トラブルのあった時間帯に更新へ訪れた人にはご迷惑をお掛けしました」とコメントしている。

《石田真一》

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