環境保全コストは174億円----いすゞが「環境報告書2003」で明らかに

自動車 ビジネス 企業動向

いすゞ自動車は、2002年度の環境保全の取り組みと成果をまとめた「環境報告書2003」を発行した。同社の環境報告書は今回で5号目となる。

今回の環境報告書では、いすゞの環境保全の取り組みを親しみやすく、分かりやすく伝えることを目指した。具体的には、環境保全の取り組みを(1)環境に配慮した製品づくり、(2)環境に調和した工場づくり、(3)環境マネージメントシステム、(4)社会性報告ーーの各テーマに分け、それぞれの活動実績をデータやグラフを使って詳細に報告している。

この中でも「環境に調和した工場づくり」では、米国ディーゼルエンジン工場など、海外主要5工場でISO14001の認証を取得するとともに、全工場ゼロエミッションを進展させて1工場当たり廃棄物最終処分量1カ月1トン以下の目標に向けて行動を開始した。

また、環境会計では、2002年度の環境保全コストが総額で約174億円だった。排ガス規制を先取りした『ELF-KR』の開発など、製品の研究開発コストに最も多く投入した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  4. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  5. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る