環境保全コストは174億円----いすゞが「環境報告書2003」で明らかに

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いすゞ自動車は、2002年度の環境保全の取り組みと成果をまとめた「環境報告書2003」を発行した。同社の環境報告書は今回で5号目となる。

今回の環境報告書では、いすゞの環境保全の取り組みを親しみやすく、分かりやすく伝えることを目指した。具体的には、環境保全の取り組みを(1)環境に配慮した製品づくり、(2)環境に調和した工場づくり、(3)環境マネージメントシステム、(4)社会性報告ーーの各テーマに分け、それぞれの活動実績をデータやグラフを使って詳細に報告している。

この中でも「環境に調和した工場づくり」では、米国ディーゼルエンジン工場など、海外主要5工場でISO14001の認証を取得するとともに、全工場ゼロエミッションを進展させて1工場当たり廃棄物最終処分量1カ月1トン以下の目標に向けて行動を開始した。

また、環境会計では、2002年度の環境保全コストが総額で約174億円だった。排ガス規制を先取りした『ELF-KR』の開発など、製品の研究開発コストに最も多く投入した。

《レスポンス編集部》

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