ディーゼル使用過程車も排ガスチェック---国交省が実験

エコカー 燃費

国土交通省は17日、ディーゼル使用過程車に新たな排ガス検査を導入するため、実証実験を京都南自動車検査場でスタートすると発表した。

新型車に関しては、ディーゼルトラックも窒素酸化物(NOx)や一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)、粒子状物質(PM)、黒煙の5物質が規制されているが、車検時には黒煙検査しかない。トラックは空車時と荷物の満載時で重量差が大きく、効果的な検査ができないのが理由だ。

新たな検査方法では、車検場にシャシーダイナモを導入、一定の負荷をかけた状態で黒煙やNOxの排出性能をチェックするほか、より低濃度の黒煙を測定できるオパシメーター(光透過式黒煙測定器)も使う。

2004年度まで実際に検査を行い、検査手法や規制値の決定に役立つデータを収集する予定だ。

《編集部》

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