【新聞ウォッチ】東名高速で6人死亡、事故のトラックにワゴン車追突

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年10月20日付

●東名6人死亡、事故のトラックに追突(読売・1面)

●福祉車両の販売台数、10年で10倍に、メーカー開発進む(読売・8面)

●日産、最高益を更新、9月中間見通し、米・中で販売大幅増、百万台増へなお障壁(朝日・11面)

●OEM契約を延長、小型商用車「ボンゴ」三菱自動車、マツダと合意(産経・4面)

●今週の動き、東京モーターショー、25日から一般公開(東京・3面)

ひとくちコメント

高速道での重大事故が後を絶たない。19日早朝には、静岡県掛川市の東名高速下り線で、単独事故で中央分離帯に衝突して止まっていたトラックに、10人乗りのワゴン車が追突し、男女6人が死亡、1人が重体、3人が重軽傷を負った。今年に入り一度の交通事故による死者として6人は最多という。きょうの東京が1面トップ、読売なども1面、社会面で大きく報じている。

ワゴン車に乗っていたのは化粧品販売会社の「ニュースキン・ジャパン」の委託販売社員らで、販売研修会に参加するため大阪府へ向かう途中だったという。高速隊によると、ワゴン車がトラックに気づくのが遅れたのが原因とみている。

折から、今週開幕する東京モーターショーでは、居眠りなどが原因で車線をはみ出しそうになると警告を発し、さらにソレノイドでステアリングを自動操作してレーンをキープする車線維持装置、前方のクルマに速い速度で接近したときに自動的に減速するシステムなど、先進技術が多数展示される。

環境対応と同時に、安全性の確保は自動車メーカーに課された重要なテーマ。その開発の進化を会場で見比べるのも興味深い。

《福田俊之》

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