GM、フォードのヨーロッパ部門は第3四半期も赤字

自動車 ビジネス 企業動向
GM、フォードのヨーロッパ部門は第3四半期も赤字
GM、フォードのヨーロッパ部門は第3四半期も赤字 全 1 枚 拡大写真

米大手自動車メーカーGM(ゼネラルモータース)とフォードが、先週発表した第3四半期決算では、ヨーロッパ部門で引き続き赤字が続いていることがわかった。

GM全体では、4億2500万ドル(463億円)の利益を計上したものの、ヨーロッパ部門は1億5200万ドル(165億円)の赤字となった。前年同期に計上した1億8000万ドル(196億円)の赤字と比べれば改善しているが、今年第2四半期の赤字300万ドル(3億円)に比べれば悪化した。これは、主にユーロ高により、コスト削減の努力が相殺されてしまったことによる。同社では、今後発売される、オペル/ボクソール『アストラ』などの新車に期待をかけている。

一方のフォードは、全体では2500万ドル(27億円)の小幅赤字となったが、ヨーロッパ部門は4億5200万ドル(492億円)の赤字で、大きく足を引っ張っている。在庫処分とユーロ高に加え、人員整理に伴う損失として5600万ドル(61億円)計上。リストラに伴う負担は、第4四半期以降、総額で5億5000万〜6億ドル(600億〜650億円)の巨額を見込んでいる。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  2. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  3. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  4. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  5. ブラバスが「いかつすぎる」新型スーパーカーを発表! 1000馬力の超絶パワーに「頭抜けてる」と驚きの声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る