気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2003年10月22日付
●藤井総裁聴聞継続申し入れ、国交省、応じない方針(読売・2面)
●BMW 水素エンジン車5年以内に市販(読売・2面)
●ブレーク:F1のトヨタ浸透これから、張冨士夫・トヨタ社長(読売・10面)
●揺れる米自動車市場、日米対決ビッグ3、地盤固め懸命(朝日・10面)
●北米戦略、フォードCOO、GM会長に聞く(朝日・10面)
●ダイムラー4人乗り「スマート」来年後半に日本投入(産経・10面)
●世界経営者会議、企業統治改革、GM会長「円相場、100円程度適切」(日経・1面)
●「米ビッグ3」苦戦、7-9月、本業の自動車不振(日経・3面)
●グループ資金の一元化、日産、中国にも拡大(日経・11面)
●欧米自動車大手、次の一手を聞く、独BMW社長、米フォードCOO(日経・11面)
●GM副社長明かす、トヨタとの新たな共同開発車検討(日経・11面)
ひとくちコメント
25日からの一般公開を前に、第37回東京モーターショーのプレスブリーフィングが、きょう22日午前9時半から日産自動車を皮切りに始まった。
また、きょうの午後4時には世界の自動車メーカーのトップが一堂に集まるグローバルミーティングが幕張周辺のホテルで予定されていることもあり、きょうの各紙は来日中のトップを直撃インタビューする記事が目立っている。
朝日は米フォードCOOのニック・シェイラ氏とGM会長のリチャード・ワゴナー氏との単独会見を掲載、苦戦する北米戦略などについての現状分析を特集している。また、日経も、独BMWのパンケ社長と、米フォードのシェイラCOOから次の一手を聞いている。
なお、グローバルミーティングでは、世界規模でのCO2抑制など環境対策を柱とする共同宣言が行われる予定である。