【東京ショー2003速報】バイ・ワイヤはクルマの設計度を高める---トヨタ

自動車 ニューモデル モーターショー
【東京ショー2003速報】バイ・ワイヤはクルマの設計度を高める---トヨタ
【東京ショー2003速報】バイ・ワイヤはクルマの設計度を高める---トヨタ 全 4 枚 拡大写真

トヨタのコンセプトカー『FINE-N』と『PM』では、いずれもコントロール系統にバイ・ワイヤ(電気接点による)が採用されている。FINE-Nでは円形のハンドルに代わって飛行機の操縦桿のようなものが、PMではジョイスティックが左右に搭載されている。

現実のクルマに採用されるのはまだまだ先という気もするが、トヨタ自動車・車両技術本部の内藤了輔・先行車両企画部担当員は「バイ・ワイヤを採用すると設計の自由度が高まる。運転席の位置変更も車両構造を変えることなく容易に行なえるし、そうした意味のコスト削減能力というのは非常に大きい」と、そのメリットが大きいことを強調する。

電気接点による制御のため、FINE-Nではハンドルのロックtoロックが左右45度とゲーム機の専用コントローラー並みとなる。従来のクルマに慣れた人だと違和感を覚える人が多いというが、その一方で「ゲーム機に操作感覚に慣れた今の小学生が免許を取る頃にはこちらにの方が良いということもあるのではないでしょうか」と内藤さんは言う。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る