高級輸入車販売店、銃撃を受ける

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3日未明、東京都大田区池上の高級輸入車販売店に拳銃の弾が撃ち込まれ、事務所の窓ガラスや展示車のフロントガラスを割るという発砲事件が起きた。警察では悪質な嫌がらせの可能性もあるとして、現場から回収した銃弾を分析して銃の特定を急ぐとともに、銃刀法違反容疑での捜査を進めていく方針だ。

警視庁・池上署の調べによると、事件が起きたのは3日未明だという。同日の午前3時10分ごろ、大田区池上2丁目付近にある高級輸入車販売店を経営する男性から「店舗に拳銃の弾を撃ち込まれたらしい」との110番通報が寄せられた。

同署員が現場に急行して周囲を捜索したところ、店舗の窓ガラスと窓枠に4カ所の弾痕が見つかり、屋外の展示車を含め、合計5カ所の窓ガラスが割れるなどの被害を出した。現場からは4発の銃弾が発見されており、警察では撃ちこまれた弾は4発だった可能性が高いとしている。

近所の住民が午前2時45分ごろ、パンパンという何かが破裂するような音を聞いており、この時間帯に何者かが店に向けて拳銃を撃ったらしい。

この店はフェラーリやベンツなどの高級輸入車を販売しているが、警察の取り調べに対して経営者の男性は「客との間にトラブルも発生しておらず、嫌がらせを受けるような心当たりは無い」と供述している。

警察では再度の犯行に及ぶ可能性も捨てきれないとして、店周辺でのパトロールを強化し、不審人物の洗い出しを進めていくという。

《石田真一》

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