【新聞ウォッチ】愛知万博記念コンサートの一方で大観覧車構想は「宙吊り」!?

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年11月13日付

●フィアット・オート・ジャパン、F1技術応用のスポーツワゴン車を発売(読売・11面)

●二輪、全社が減益、海外で大型車伸び悩み、9月中間(朝日・11面)

●マツダ、「タイタン」をリコール届け出(朝日・37面)

●イタリア軍にテロ、イラク南部、自爆トラック突入(毎日・1面)

●高速道路など検査院調査、ETC専用は7割、「渋滞緩和の効果不十分」(毎日・2面)

●ホンダとヤマハが技術開発競り合い、排ガス削減小型バイクなど外商機は環境にあり(毎日・8面)

●ニセ救急車待った、救急器具積み、サイレン鳴らして信号無視、都内・無許可経営の疑いで逮捕(毎日・27面)

●オランダ子会社「ネッドカー」株の50%、三菱自動車来年中に売却へ、ダイムラークライスラーとの連携強化(産経・8面)

●オペルへのディーゼルエンジン供給、いすゞが拡大(産経・8面)

●海外エコノメール:中南米市場に日本車参入、生産力増強で欧米を追撃(東京・8面)

●トヨタ、愛知博を記念、ウイーンの調べ、来春、6都市で公演(東京・9面)

●グローバル企業興亡、独BMW独立の陰にオーナー家(日経・9面)

●ピザ宅配「チョロQ」で、ドミノ・ピザ(日経・35面)

ひとくちコメント

トヨタ自動車が本場のウィーン国立歌劇場(オペラ座)とウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーらで編成するオーケストラの特別演奏会を来年4月以降東京、横浜、名古屋など全国6都市で開催すると発表した。都内で記者会見が行われ、きょうの東京などが取り上げている。

社会文化事業活動に熱心なトヨタが世界的に有名なオーケストラ演奏会などのイベントを企画することは珍しいことではないが、今回は2005年春に開催する愛知万博の記念イベントとしても位置付けているところに意義は大きい。

その愛知万博は、前売り入場券も出足が順調のようで、関係者をホッとさせているようだが、一方で、日本自動車工業会(自工会)のパビリオンとして建設予定の「大観覧車」を巡っては、博覧会事務局の“不手際”が表面化しており「白紙撤回も辞さない」(自工会関係者)微妙な情勢である。

ここに至って予算10億円の大観覧車構想が宙吊り状態ではシャレにもならない。

《福田俊之》

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