テストが解禁となった11月25日、マクラーレン・メルセデスはニューマシン「MP4-19」のシェイクダウンをバレンシア・サーキットで行った。
MP4-19は来季導入の新ルール、1グランプリ1エンジンに対応できるように改良されたメルセデスベンツ「FO110Q」V10エンジンを搭載。優れた耐久性と軽量化を実現させた。
シェイクダウンの大役を担ったデイビッド・クルサードは、「全チームに先駆けて2004年マシンを走らせることができたのはとてもポジティブなこと。シェイクダウンだから、まずMP4-19に慣れることに集中して作業を行い、ニューマシンを初走行させる時に必要な様々な調整を行った」とコメント。
「ウェスト・マクラーレン・メルセデスとパートナーたちは今日のシェイクダウンを実現させるために、かなりのハードワークをこなしてくれた。クリスマス前にサーキットで開発する時間が出来たことは僕らにとってボーナスみたいなもの」
「MP4-19のフィーリングは全体的に素晴らしく、偉大なポテンシャルを持っているようだ。MP4-17Dから比較すると大きな前進だよ」