【新聞ウォッチ】新型車発表前日に、元社員を逮捕

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年11月27日付

●ホンダ、国内販売13カ月ぶり増加、10月実績(読売・8面)

●トヨタなど3社国内生産が増加、10月実績(朝日・11面)

●ホンダに続いてトヨタも1000万台、米現地生産、年内に(朝日・11面)

●小型セダンの中国投入準備、日産の合弁会社(朝日・11面)

●元ダイハツ社員、横領容疑で逮捕、販売代金1千万円(毎日・31面)

●近藤JH新総裁、「最終的には上下一体で」国交省に宣戦建設推進派をけん制(産経・1面)

●乗用車ベースのピックアップトラック、ホンダ北米に投入(産経・8面)

●夢は“UFO”福井威夫・ホンダ社長(産経・9面)

●軽油の変わりに灯油、トラック35台使い脱税容疑、社長を全国初摘発、神奈川県警(東京・29面)

●日産中国合弁、中村社長に聞く。ルノーが中国進出なら生産・販売面で連携(日経・13面)

ひとくちコメント

ダイハツ工業の元社員が顧客の支払った代金を着服したとして、警視庁捜査2課などが、業務上横領の疑いでその元社員を逮捕した。きょうの産経などが社会面で報じている。

調べでは、東京本社営業部の営業マンだった1999年上旬から1カ月余りの間、都内の取引先企業に販売した軽自動車15台分の前払い金計約1040万円を着服した疑い。

本来、直接ダイハツ本社に振り込まれる代金を、かつて出向していた千葉市内の販売会社に振り込ませ、自ら本社に入金すると装って社員に引き出させ、その金を遊興費などに回していたという。

内部調査で発覚し元社員は昨年1月に懲戒解雇されているが、たまたま、きょうは新型車の記者発表会が午前11時半から都内のホテルで予定されている。元社員の逮捕は何ともバツの悪いタイミングだ。

《福田俊之》

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