ジャパニーズモダン? ゼクセルからワサビの臭いのエアコン

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ゼクセル・ヴァレオ・クライメート・コントロールは、ワサビ成分の抗菌剤を使ってカーエアコン内部の雑菌の繁殖を抑える揮発性抗菌付カーエアコンを業界で初めて開発した。

従来のエアコンでは、抗菌抗力カビ剤を配合するケースはあったが、ケースや各種断熱材の表面にごみが付着し、抗菌効果が低くなって、エアコンからいやな臭いがしていた。同社では、個々の部品に抗菌処理を施すよりも、揮発性の抗菌剤を使ってエアコン内部の空間そのものを抗菌するとの発想から、ワサビ成分の抗菌剤を開発した。

人工的に合成したワサビ抗菌成分は樹脂製のケースに入れられ、高温高湿度のエアコンの中で徐々に揮発する。揮発した抗菌成分はエアコンの隅々に行き渡り、エアコン内部の細菌やカビの繁殖を防ぐと、している。

ワサビ成分の入った樹脂製ケースは2本1組で、1年ごとに交換する必要がある。市販化や価格は未定。

《レスポンス編集部》

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