【新型トヨタ『クラウン』発表】一新されたプロポーション
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今回で12代目となる新型クラウン。今回の中心テーマは「スタイル」と「走り」だという。「スタティックからダイナミックなプロポーションへと変革することでより若い層のユーザーを獲得したい。」と語るのは第一トヨタデザイン部の穂積信行氏。
新型のスタイリングは70mm伸びたホイールベース、ルーフから滑らかなラインを描くリアピラー等により伸びやかなサイドビューやエンジンフードの大きなラウンド面、動きのあるリアコンビなどにより非常に若々しいものとなっている。
しかし一方でクラウンの伝統もしっかりと受け継がれている。穂積氏は「日本独創の繊細さやもてなしの精神は造りこみやディティールに現れている。あらゆるシーンで高級であるクラウンの伝統を受け継いでいる。」と語る。
「伝統と革新」。この2本柱により、ターゲットを年輩ユーザーだけでなく若いユーザーにも広げる新型クラウン。「若いユーザー層は40代、できれば30代も(笑)」と、笑っていた穂積氏の一言も自信の表れかもしれない。
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