日本自動車工業会は、2003年度上半期の会員四輪車メーカーと米国法人による米国製自動車部品購入実績、会員四輪車メーカーと欧州法人のEU製自動車部品購入実績を集計して発表した。
それによると米国製自動車部品購入実績は合計で前年同期比7%増の196億2000万ドルとなった。このうち、現地調達分が同8%増の179億4000万ドル、日本への輸入分が同6%減の16億8000万ドル。
また、EU製自動車部品購入実績は同17%増の47億2000万ユーロと大幅に伸びた。このうち、現地調達分が同17%増の41億1000万ユーロ、日本への輸入分が同13%増の6億1000万ユーロ。
欧米市場では、日本メーカーの販売好調が目立っているなか、各社が欧米部品メーカーからの部品調達を増やして摩擦回避を狙っている模様だ。