ETC関連技術の活用に関する研究会が始動

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国土交通省主宰で、「ETC関連技術の活用に関する研究会」が12月9日に虎ノ門パストラルで産声を上げた。

以前より、ETCの技術を利用して、様々なサービスを受けられるようになると言われてきた。たとえば、セルフサービスのガソリンスタンドや、有料駐車場などの支払いをETCの技術を利用して行うことができるという絵図は、ETCが立ちあがるときにできていた。

今回設立されたETC関連技術の活用に関する研究会は、それを現実化するためのものであり、個人情報の保護、セキュリティの確保などについて検討するための研究会だ。ETCの技術を実際に活用する民間事業者などからの提案を踏まえ、専門の学識経験者等で構成されている。

その第1回目の会議が、12月9日に虎ノ門パストラルにて開催された。会議の出席者、議事録は、国土交通省道路局のHPに掲載されている。

個人情報の保護、セキュリティの確保等はしっかり行うべきだが、ETCのシステムをどう活用するかというアイデアは民間の若い人達の意見を積極的に取り入れるべきだろう。安くなったとはいえ、取り付け費、セットアップ費を含めると、1万5000円近い出費のETC車載器をもっと活用したいというのがユーザーの考えでもあるだろうから。

ETC車載器は2003年12月に200万台を突破。2007年には利用率70%を目標にしている他、2004年3月末にはほぼ全ての料金所でETCサービスが受けられるようになっている。

《編集部》

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