【パリダカ】ステージキャンセルに救われた面々

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【パリダカ】ステージキャンセルに救われた面々
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パリダカは10-11日の第10-11ステージがキャンセルとなった。このキャンセルは、厳しすぎるといわれるルートおよび時間設定のため、増加する脱落者を救済することになりそう。

10日午前11時15分の時点で、9日の第9ステージをフィニッシュしたのは2輪、4輪、カミオン合わせて144台。176台がステージゴールのネマに到着せずコース上に残っていた。

そこで主催者は、10日朝7時30分以降にネマに到着した選手に21時間のペナルティを課し、さらに休息日の12日夕方6時までに競技再開地であるボボディウラッソに到着すれば、ラリー続行は可能と決定した。

10日、4輪とカミオンは陸路でネマからバマコまで移動し、2輪についてはマシンおよび人員を主催者が用意した航空機で搬送した。11日はバマコからボボディウラッソまですべての参加者が陸路で移動。

現在、ステファン・ペテランセル(三菱パジェロエボリューション)が1位、増岡浩(三菱パジェロエボリューション)が2位、ベテランのジャンルイ・シュレッサー(シュレッサー・フォード)が3位。4位にはグレゴワール・ドメビウス(BMW・X5)が、5位にはリュック・アルファン(BMW・X5)がつけている。

日産ワークス勢の最上位はジニール・ドゥビリエ(日産ピックアップ)で11位。元F1ドライバーの片山右京(トヨタ・ランドクルーザー)は総合18位、市販車無改造ディーゼルクラスのトップ。2輪出身の池町佳生(日産パトロール)は総合22位、市販車無改造クラス4位(ガソリンクラス2位)。

かつて女性として初めてパリダカを制したユタ・クラインシュミット(VWトゥアレグ)は第6レグで車両にダメージを負い、エンジンを交換した。エンジン交換は失格となるはずだがチームが主催者に控訴、レースを継続している。

2004年パリダカはサバイバルラリーになったといわれる。日本勢では市販車無改造ディーゼルクラス優勝を狙っていた浅賀敏則(トヨタ・ランドクルーザー)が第7レグで電気系トラブルにより、篠塚建次郎(日産ピックアップ)は第8レグで車両火災によりそれぞれリタイア。パリダカ4輪初挑戦で2輪出身の三橋淳(日産テラノ)は、市販車無改造クラスで好調だったが第8レグでリタイアとなった。

《高木啓》

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