通信技術を駆使した次世代ASVの実用化へ……国土交通省

自動車 テクノロジー ITS

国土交通省は、先進安全自動車(ASV)に通信機能を組み込み、5年後の実用化を目指す方針だ。

ASVは従来、センサー技術などを使って自動車単体で動作する技術だったが、今後は自動車、オートバイ、歩行者などの間で事故や接近情報をやりとりし、警告などを出すことが可能になる。

使用周波数帯はETCに使われている5.8GHz、無線LAN用の2.4GHz、100MHz帯を検討。自動車メーカーを交えた実証実験などを行って最終的な周波数帯を決め、実用化を目指す。

新ASVは、出会い頭の衝突や右直事故、対向車の車線はみ出しによる正面衝突事故などの回避に効果があるほか、通信規格に準拠した端末を携帯電話などに組み込んで歩行者が持っていれば、飲酒運転などによる暴走車の接近を察知することもできる。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. かつてのマーチ、新型日産『マイクラ』英国発売に、SNSでは「英国は小型車の価値を知ってる」「日本でも売りゃいい」の声
  5. ポルシェ『911スピードスター』が劇的な復活? 992.2世代に最後の打ち上げ花火!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る