駐車料金を携帯電話で払う

自動車 社会 社会

携帯電話を使って、パーキング・エリアの利用料金を支払うシステムの実験が、英国ロンドンのワンズワース地区で行われている。うまくいけば、年内にも、他のロンドンの地区に拡大される予定だ。

この新システムでは、道路上のパーキング・エリアを利用する際に、携帯電話で指定の電話番号にかけると、使用用開始時間が確定する。また、パーキング・エリアの利用が終わった時に、同じ番号にかけると、正確な利用時間が分単位で決まり、それに応じて課金される。利用料金は、あらかじめ登録してある銀行口座から引き落とされる。

開始と終了を通知するための電話料金は、あわせて10ペンス(19円)。また、システムに参加するための費用が月額1ポンド(190円)別途かかる。ただ、これまでのパーキング・メーターのような利用時間と支払う金額の間に生じる曖昧さはなく、ドライバーには好評という。

このシステムは、オランダのパークモバイル社が開発したもので、オランダでは、導入後1年以内に、少なくとも5分の1のドライバーが、このシステムに切り替えたという。イギリスでも、ロンドンに続いて、他の地域にも普及する公算が大きい。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. メルセデスベンツ、3年間で40車種以上投入へ…次期『Cクラス』は2026年春生産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る