2004年のD1グランプリ、お台場で開幕

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2004年のD1グランプリ、お台場で開幕
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D1コーポレーションが主催する『2004 D1グランプリシリーズ』のプレシーズンマッチ(エキシビジョン)が17日、東京臨海新都心・台場の特設コースで行われた。

D1グランプリはドリフトするクルマをいかにきれいに流すか、ロングタームでのドリフトを維持できるかを競う。

今回のイベントは、米国はカリフォルニア州で開催予定の第1戦の前哨戦にあたるもので、2003年D1シリーズで上位ランクに位置する選手17名が出場した。

主な出場選手は、APEXの『RX-7』をドライブする2003年度の覇者、今村陽一。GT選手権にもエントリーする谷口信輝(S15『シルビア』)。ドリフト界のコメディアンの異名をとる野村謙(ER34『スカイライン』)など。

試合形式は、土屋圭市、織戸学、鈴木学の3人の審査員の判断により勝負が決まるトーナメント対決。とくに1ヒート2台のマシンで競い合う追走マッチは、クルマ版の格闘技と例えられるほど、出場ドライバーと観客が一体となり、盛り上がる新感覚のモータースポーツとなっている。

コースは、ミニサーキットのタイトコーナーを重ねた設定で、エビスサーキット(福島県)とセキアヒルズ(熊本県)のコーナーをアレンジ。長い直線からのカーブ進入で、ハイスピードかつテクニカルなレイアウト。多くの観客の前で選手は自らの走りをアピールしなければならない。

当日の体感温度は氷点下。小雪が舞い、タイヤのグリップコンディションとしては厳しい状況下で、進入ポイントでのクラッシュを含むコースアウトが続出。有力選手が敗退していくなか、前哨戦の勝者はJZX100『チェイサー』の高橋邦明。車重1500kgオーバー、D1マシンとしては重量級の4ドアで、第1戦につながる勝利となった。

2004D1グランプリ開催予定は次の通り。

第1戦 2月27-28日 米国カリフォルニア州 アーウィンデールスピードウェイ
エキシビジョン 4月17-18日 東京 お台場特設コース
第2戦 5月4-5日 宮城 スポーツランドSUGO
第3戦 7月24-25日 福島 エビスサーキット
第4戦 8月21-22日 大分 オートポリス
第5戦 9月17-18日 東京 お台場特設コース
第6戦 10月23-24日 福島 エビスサーキット
第7戦 11月25日 茨城 筑波サーキット

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