2004年世界ラリー選手権(WRC)第1戦ラリーモンテカルロは、25日最終・第3レグを行ないセバスチャン・ローブ(シトロエン・クサラWRC)がSS=競技区間104.40kmの合計タイム4時間12分03秒0で優勝した。
総合2位はマルコ・マルティン(フォード・フォーカスRS)、総合3位はフランソワ・デュバル(フォード・フォーカスRS)。
モンテカルロラリー最終日、この日のステージは、モナコから北へ35kmのエリアに設定され、有名なチュリニ峠を含む4カ所のSSが用意された。フランス山中の2ステージを各2回通る設定だ。
朝からの曇り空は午後から晴れ、気温もマイナス4度から日中は5度まで上がった。路面は基本的にドライターマックだが、ところどころに残雪があり部分的にウェット、さらに凍結している箇所も点在するミックス。一瞬の判断ミスでコースアウトする危険性が高かった。
■最終総合成績(第1戦ラリーモンテカルロ終了)
順位/ドライバー/車両/タイム
1:ローブ シトロエン・クサラWRC 4時間12分03秒0
2:マルティン フォード・フォーカスRS・WRC03 1分12秒6※
3:デュバル フォード・フォーカスRS・WRC03 1分19秒6
6:パニッツィ 三菱ランサーWRC04 10分11秒6
7:ソルベルグ スバル・インプレッサWRC2003 10分42秒2
8:ブッリ スバル・インプレッサWRC 17分49秒1
※2位以下のタイムはトップとの差