ドイツBMWグループは、BMW、MINI、ロールスロイスの3ブランドの乗用車販売台数が110万4916台で、前年比4.5%増となったと発表した。ドル安ユーロ高の影響で収入はマイナスだったが、BMW『5シリーズ』などの新型車が好調で新車販売は伸びた。
BMWグループの乗用車生産台数は同2.6%増の111万8919台で、販売台数が同4.5%増の110万4916台だった。モーターサイクルは生産台数が同3.5%減の8万9745台、販売台数が同0.4%増の9万2962台だった。
2003年度は3000人を新規雇用し、年末の雇用総数は同2.9%増の10万4342人だった。資産、工場設備、無形資産のために32億5500万ユーロを、研究開発のために9億9600万ユーロを支出し、合計支出額は同5.2%増の42億5100万ユーロだった。主にライプチヒの新工場など、生産能力アップに充てられた。
収入は同2.1%減の415億2500万ユーロだが、これはドル安の影響で、為替影響を除外すると4%以上の増加となる。