ヤマハ発動機、純利益が5割増---第3四半期業績

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ヤマハ発動機が6日発表した、2003年度第3四半期(4−12月)の連結業績は、当期純利益が前の年の同じ時期にくらべ47.1%増の350億円となった。

第3四半期は、売上高が前年同期にくらべ0.5%減の7619億2800億円、営業利益が同8.4%減の551億7600万円、経常利益が同6.5%減の554億9600万円となった。

主力の二輪事業は、国内と北米の売上高が減少したが、アジアが増加し、前年同期にくらべ1.1%増の4018億円になった。マリン事業は、船外機の北米での売上高が減少し、同3.1%減の1527億円にとどまった。特機事業はATV(四輪バギー)の売上高が北米で減少し、同5.1%減の1415億円となった。

営業利益は、北米向け出荷調整に伴なう利益の減少や為替影響により前年同期を下回った。当期純利益は、厚生年金代行部分返上による特別利益111億円を計上。これにより、過去最高だった2002年度通期の純利益256億円を、9カ月間で上回った。

《編集部》

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