先週末の米国株高を受け高く始まったが、国内の大口投資家の売りに押され全体相場は続落。自動車株も総じて軟調な動きとなった。
6−7日のG7(7カ国財務相・中央銀行総裁会議)で、ドル安進行を警戒する声明を発表。安心感から自動車株に買いが入ったが、肝心の円相場は1ドル=105円の円高水準で推移。対ユーロでの円高を警戒する声もあり、下げに転じる動きが目立った。
トヨタ自動車が前週末比40円安の3510円、ホンダが20円安の4430円と、ともに3日ぶりに反落。いすゞ、スズキもさえない。
こうした中、日産自動車が1円高の1096円と小反発。ダイハツ工業、日産ディーゼル工業もしっかり。