三菱自動車、後任社長レンシュラーを事実上認める

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三菱自動車、後任社長レンシュラーを事実上認める
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三菱自動車は、資本提携先のダイムラークライスラーが三菱の新中期経営計画を策定するため、プロジェクトチームを派遣し、チームのリーダーはスマート社のレンシュラー社長で、今週末から計画を策定することも明らかにした。

三菱自動車のエクロート社長の後任がレンシュラー氏として、事実上同社が認めたのは初めて。

三菱自動車は2004年3月期決算で、720億円の最終赤字を計上する見通しで、業績が悪化している。このため、ダイムラーと三菱商事、三菱重工業、東京三菱銀行が連携・協力して、三菱自動車の新中期経営計画を検討している。

三菱自動車では「ダイムラーが三菱自動車関係者とともに新中期経営計画を策定するプロジェクトチームのために新たにダイムラー関係者を派遣する。プロジェクトチームのリーダーはスマート社のレンシュラー社長」と公式発表、新しい社長が陣頭に立って新中期経営計画を策定する見込みだ。

エクロート社長は業績悪化の責任をとって退任すると見られていたが、19日の決算発表会見では「(社長交代は)株主が決めること」として明言を避けていた。今回、レンシュラー氏が来日することを三菱自動車が認め、エクロート社長の後任が本決まりとなったこと示した。

《レスポンス編集部》

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