【'04 JAIA】小沢コージ ジャガー『XJR』伝えてくるようすは、まるでドイツ風

自動車 ニューモデル 新型車
【'04 JAIA】小沢コージ ジャガー『XJR』伝えてくるようすは、まるでドイツ風
【'04 JAIA】小沢コージ ジャガー『XJR』伝えてくるようすは、まるでドイツ風 全 3 枚 拡大写真

あのですね。きっと世の高級セダンをお求めの方はこういうクルマが欲しいんでしょう。「ジャガーの皮を被ったベンツ」いや「ジャガーの皮を被ったアウディ」。まさしくそう、そんな感じになってます。XJR。

あのですね。一番重要なステアリング・フィールはかなりジャガーっぽいです。軽く滑らかで思い通りにノーズは方向を変える。それから着座位置もワリと低めでスポーティ。

だけどさ。ステアリングホイール自体はけっこう太めで品がないし、V8エンジンもね。そこそこ滑らかなんだけど、立ち上がりが急だし、回転が上がっていくつれてスーパーチャージャーが効くのか「ウィーン」とガサツなメカ音。

あとですね。ボディの感じがやっぱりドイツ車風なのよ。オールアルミになったって触れ込みで、確かに軽い感じはするんだけど、ガチっとした剛性をヒシヒシと感じ、そのおかげでタイヤはバタバタとボディの下で無理やり抑え込まれてるよう。昔みたいにボディ全体でショックを受け止め、「いなす」って感じはほとんどない。

ダイレクトは確かにダイレクト。でも「しなやかさ」はほとんど感じない。時代の流れっちゃ時代の流れなんでしょうけど……。

《小沢コージ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る