【新聞ウォッチ】産経グループの『ビジネスアイ』誕生、気になる記事は……

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年3月1日付 

●VW「ニュービートル」個性的なデザイン人気、BMW「ミニ」自分だけ、限定車販売、二代目快走(産経・4面)

●ラグビー日本選手権、トヨタ6トライ、三洋圧倒(産経・22面)

●道路民営化、料金プール制、実質維持、3社の収入を集約、保護機構、自由配分可能に。建設融資に政府債務保証道路新会社、国の株保有「三分の一」で調整。保有機構が債券発行(東京・1面)

●国内販売網、マツダ、1系列に 効率化へ3系列から集約(日経・1面)

ひとくちコメント

03年度末の3月入りである。きょうから産経傘下の『日本工業新聞』が『FujiSankei Business i.』(フジサンケイビジネスアイ)と改題し、新しい総合経済紙に生まれ変った。駅売りも開始したというので早速、筆者も最寄り駅のスタンドで購入(1部120円)してみた。

鮮やかな赤い英文の題字で、1面中央には、懐かしい“ミニの女王”ツイギーの来日したばかりのカラー写真を掲載。ファッション専門紙を連想させるが、2面以降は、従来の紙面と大差はない。

それでも中国株価情報や高杉良氏の連載小説など、紙面作りに工夫を凝らそうとする意気込みは感じられるが、「社説」もなければ、読み応えのある特集企画もほとんど見当たらない。

このうち自動車関連は、六本木ヒルズで開かれたBMWグループ『ミニ』の特別イベントと物流大手のハイブリッドトラックの投入計画の記事を掲載しているが、ニュース性はイマイチ。

活字離れが著しい中での紙面改革には敬意を表するが、読者のひとりとしても明日以降、インパクトのある記事を期待したい。

《福田俊之》

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