粗悪プレートカバー、オービスに敗れ去る

自動車 社会 社会

埼玉県警は1日、速度違反を繰り返し行うばかりか、オービス(速度違反自動取締機)に向かってVサインなどの挑発行為を行っていたとして21歳の男を道路交通法違反(速度超過)容疑で逮捕した。

埼玉県警・交通機動隊の調べによると、この男は昨年4月から11月までの合計8回、さいたま市緑区内の国道122号線に設置されたオービス付近で、Vサインをしながら速度超過違反を繰り返していた疑いがもたれている。

オービスの真下で様々な挑発行為を繰り返していることや、ナンバープレートカバー付きのクルマで違反していることから“故意犯”と認定。画像解析などを行って車両の特定を進めてきた。

その結果、複数枚の写真から同一のナンバーを解析。車当たり捜査と呼ばれる1台ずつの確認作業を進めたところ、写真に映し出されていたものと同一の車種を発見。ナンバープレートカバーが装着されていることも確認した。

警察では所有者である21歳の男を呼び出したが、念のため、男にVサインさせた状態での比較も行ったが、最終的にオービスが撮影した人物と同一であることを確認し、逮捕した。

調べに対して男は「絶対に見つからない自信があった」と供述していたが、男が装着していたプレートカバーは粗悪品で、赤外線ストロボのパワーを上げることでナンバー透過に成功していたようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  4. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る