【新聞ウォッチ】イラクの治安対策にトヨタと三菱のパトカー提供へ

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年3月3日付

●イラク同時テロ143人死亡、シーア派祭典狙う(読売・1面)

●断面、米ピックアップトラック市場、日本勢「伝統」に挑戦(読売・11面)

●F1誘致トヨタ本腰、富士スピードウェイで、07年開催狙う。鈴鹿本拠、ホンダ実績で余裕の構え(朝日・12面)

●福祉車両、本格展示、今秋の東京モーターショー、商用車の年、集客増狙い(朝日・13面)

●未来カー、銀座に10台、日産、銀座モーターショー開始(朝日・13面)

●日本の顧客は欧州車好き、フォード・ジャパンの佐藤社長(朝日・13面)

●三菱自動車エクロート社長、年末まで続投へ(毎日・10面)

●トヨタ、100億円を投資、欧州の体制強化(産経・11面)

●日本交通、タクシーにドライブレコーダー設置(産経・30面)

●韓国・現代自動車、ホンダを抜く。今年販売台数330万台見通し。欧米・中国で増産、日本各社戦略に影響(日経・1、13面)

●回転いす、カルロスゴーン日産社長「おごらず謙虚に学ぶ」(日経・11面)

●ジュネーブ・モーターショー開幕、日本勢欧州で新車攻勢(日経・13面)

ひとくちコメント

イラク中部のイスラム教シーア派の聖地カルバラとバグダッドで同時テロが起きた。現地では10回近い大きな爆発があり、死者は合わせて150人にのぼるという。きょうの各紙が「韓国・現代自動車、ホンダを抜く」と報じた日経を除き1面トップで掲載。

米英占領統治下で起きたテロとしては、2月1日に北部アルビルの二つのクルド人政党事務所で101人が死亡した自爆テロを上回る最悪の惨事となった。こうした治安対策のため、日本政府はイラク復興支援として、パトカーを1150台提供することを決めたが、その納入メーカーはトヨタと三菱自動車でほぼ半数ずつ提供することが関係者の調べで明らかになった。

もともと620台の予定だったが、入札の結果、倍近く供与できることになったという。提供のパトカーは砂漠地帯の走行など厳しい環境でも耐えうるトヨタ『ランドクルーザー』のタイプ。単純計算で1台あたり外務省見積もりの半額近い200万円強での落札となった模様。

《福田俊之》

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