いまヨーロッパでは、「ミニ・ミニバン」ブームが到来している。フォルクスワーゲン『トゥーラン』を筆頭に、欧州メーカー各社は続々とこの新市場に打って出てきた。
欧州内で「スポーツDNA」が高い評価を受けているマツダとしては、この流れのなかで、機能的に独自性があり、走りの良い新型車両を模索してきた。その結果が『フレクサ』コンセプトだ。
フロントグリルは、今年1月に米デトロイトショーでデビューした、『MXマイクロスポーツ』を継承する新世代マツダのアイコン。ボディ両サイドにはスライドドアを採用。そして注目は、大人3人が乗っても充分な、3列目シート。
このクラスではこれまで、3列シートの3列目は子供用か、荷物用の追加的スペースでしかなかった。かといって、車体後部のエクステリアデザインが間延びするボッテリ感はない。スタイリングと居住性とを見事に融合させている。
今回はコンセプトカーとして登場したフレクサ、今年9月のパリサロン(パリモーターショー)では、量産型のデビューが確実視されている。それもどうやら欧州仕様と日本仕様の2本だてになりそう。つまり日本仕様は次期『プレマシー』になる可能性が極めて高い!
【ジュネーブモーターショー'04速報】次期プレマシー!…マツダ『フレクサ』は大化けするかも
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《桃田健史》
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