ホンダ、中国からの輸出は欧州中心に

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ホンダは、今年後半から中国・広州市で稼働を始める輸出専門の乗用車合弁「本田汽車」での生産車を主として欧州地域に出荷する方針だ。同社首脳が明らかにした。

本田汽車は、ホンダが広州汽車および東風汽車との合弁で設立したもので、広州本田(広州市)でも生産中の『フィットサルーン』を、当面、年5万台規模で生産する計画。中国では初めての乗用車輸出専門工場となる。

ホンダは、日本を除くアジア地域へも一部輸出する計画。だが、すでにタイで同型車を『シティ』(日本名・フィットアリア)として生産していることから、大半を欧州諸国への輸出とする計画にした。

車先進国の欧州で「メイド・イン・チャイナ」がどれだけ受け入れられるか、合弁会社には「チャレンジングな事業」(ホンダ首脳)となる。

《池原照雄》

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