ホンダ、中国からの輸出は欧州中心に

自動車 ビジネス 企業動向

ホンダは、今年後半から中国・広州市で稼働を始める輸出専門の乗用車合弁「本田汽車」での生産車を主として欧州地域に出荷する方針だ。同社首脳が明らかにした。

本田汽車は、ホンダが広州汽車および東風汽車との合弁で設立したもので、広州本田(広州市)でも生産中の『フィットサルーン』を、当面、年5万台規模で生産する計画。中国では初めての乗用車輸出専門工場となる。

ホンダは、日本を除くアジア地域へも一部輸出する計画。だが、すでにタイで同型車を『シティ』(日本名・フィットアリア)として生産していることから、大半を欧州諸国への輸出とする計画にした。

車先進国の欧州で「メイド・イン・チャイナ」がどれだけ受け入れられるか、合弁会社には「チャレンジングな事業」(ホンダ首脳)となる。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ滋賀・大分工場、部品供給不足で稼働休止…7月8-11日
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  4. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  5. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る