三菱自動車、マレーシア政府との合弁解消

自動車 ビジネス 企業動向

三菱自動車工業はマレーシア重工業公社および三菱商事との合弁会社「プロトン」の保有株式を8日に全量売却、20年余りにわたった合弁事業を終了した。売却額は約100億円で、経営再建に向けた資産売却の一環となる。

プロトンは1983年に設立、マハティール前首相の打ち出した国民車構想を推進してきた。1985年から、当時の三菱『ミラージュ』をベースにしたプロトン『サガ』を生産、同国の自動車産業発展をリードしてきた。

プロトンはすでに自立した形となっており、三菱グループとの関係も希薄になっていた。三菱自動車の保有比率は7.93%だった。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 水平対向8気筒エンジン搭載バイクは世界唯一、中国長城汽車の「SOUO」ブランドが発表
  2. 6年ぶりビッグネーム復活!? 新開発のV12エンジンが搭載されるフラッグシップGTとは
  3. トヨタ『シエンタ』対応の「車中泊キット」一般販売開始
  4. VWの小型ミニバン『キャディ』、改良新型を生産開始…5月末ドイツ発売へ
  5. BMWの新型車、ティザー…実車は5月24日発表へ
  6. MINI ハッチバック 新型の頂点「JCW」、今秋デビューへ…プロトタイプの写真を公開
  7. 「トゥクトゥク通学」学生の問題意識から生まれたレンタルサービス、実証試験を開始
  8. スズキ スーパーキャリイ 特別仕様は“For Your Work Buddy”…デザイナーの思いとは?
  9. 【メルセデスベンツ EQA 新型試乗】“EQ感”がより増した、シリーズ最小モデル…島崎七生人
  10. BMWが14車種の新型車を発売へ…『X3』や『1シリーズ』に新型 2024年
ランキングをもっと見る