【トヨタ・パートナーロボット】演奏が意味する本当の進化

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【トヨタ・パートナーロボット】演奏が意味する本当の進化
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トヨタ「パートナーロボット」に採用された人口唇は、トヨタの発表通りならば、生体に限りなく近い特性と制御を実現している。ロボット開発の世界では、生体適合性が今後重要性を増すといわれている。

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ヒューマノイドロボットをはじめ、人間の生活圏に共存するロボットは、人間とぶつかってもけがをさせない、人間にロボットが触れたとき優しい触感を与える、といった特性が要求されているのである。

人口唇はトヨタが単にヒューマノイドを動かすだけでなく、生体コンポジット材料など、すでに実用化に向けた次のステップに踏み出していることを示している。

もっとも、トヨタ自身が「エンターテインメント」と表現するように、このロボットはあくまで見る人に楽しみを与えることに性能が特化されている。愛・地球博では複数のロボットによるセッションを見ることができるだろう。

白水氏は「トランペット以外の楽器演奏ができるロボットも作って、ロボットだけのオーケストラを作ってみたいと思っています。次の楽器を何にするかはまだ決めてないんですが」と今後の夢を語る。音楽というエンターテインメント分野から第一歩を踏み出すトヨタのヒューマノイドロボット。今後の進化はいかに。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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