どうなる宗国氏の東証会長就任……ホンダを巻き込み迷走

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ホンダの宗国旨英会長が東京証券取引所の会長に就任するとの一部報道で、東証が困惑している。報道が先行したことで、ホンダが強く反発、これに伴って宗国会長も引き受けづらくなっており、東証人事は混沌としてきた。

宗国会長が東証会長就任予定と最初に報道された7日は、当の本人は海外出張中で真意は不明だった。しかし、帰国後の12日、一部報道機関が「東証会長を受諾する見通し」と報じた。

これに対してホンダは「聞いていない。企業ポリシーとして有り得ない」と強く反発している。ホンダでは、役員経験者は他社の役員には就任しないという内規があるためだ。

ただ、東証の性格上、事を穏便にすれば、5月に日本自動車工業会会長を交代して、6月にホンダ会長を退任、その後東証会長就任という線が有力だった。今回、報道が先行しただけに、宗国氏本人だけでなく、ホンダ首脳も「相当な不快感を持っている」模様だ。

東証では、16日に社長と会長を決定する予定だったが、現段階で宗国氏の会長就任発表は困難で、当分、東証の人事は迷走しそうだ。

《レスポンス編集部》

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