【春闘】三菱自、三菱ふそうで年間60万円の差

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三菱ふそうトラック・バスは、今春闘で労働組合からの年間一時金要求5.2カ月に対して5.0カ月プラスアルファを回答して妥結した。乗用車部門の三菱自動車の年間一時金は3.0カ月で妥結しており、大きな格差となった。

三菱ふそうは2003年1月に三菱自動車から分社化し、今春闘では初めて三菱自と三菱ふそうで別々の要求となった。三菱ふそうは、ディーゼル排ガス規制で国内のトラック販売が好調で業績も好調だ。

このため、組合の要求5.2カ月に対して5.0カ月プラスアルファと満額に近い回答となった。プラスアルファは、2004年度の利益計画を達成見込みの場合、6万円(0.2カ月分)支給するためだ。三菱自と要求が同じだった前年の年間一時金実績は4.0カ月だった。
 
5.0カ月は組合員平均で149万9000円。これに対して業績が悪化している三菱自は3.0カ月、90万9000円で妥結しており、約60万円の格差がついた。従業員にとっては三菱自か、三菱ふそうかに配属にされたかで大きく明暗が分かれた。

《レスポンス編集部》

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