気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2004年3月22日付
●高速料金不払いに罰金、最高30万円 来夏にも(読売・1面)
●水素エンジン車アピール、BMW技術者日本常駐(読売・9面)
●観光バスのタイヤ脱落出せ、北陸自動車道(読売・39面)
●天然ガスバス後部から出火、横浜、けが人なし(読売・39面)
●三菱のハブ自主点検、路線バス1万台除外、横浜死亡事故直後、国の要請拒む(朝日・1面)
●来年度の自動車国内需要、2年ぶりプラス予測、自工会(朝日・7面)
●ハンドボール日本リーグ・ホンダ・広島が6連覇(朝日・14面)
●日本勢久々の表彰台、ホンダ3位、F1マレーシアGP(朝日・14面)
●救急車スムーズ搬送、新システム 信号に接近→「青」24日から千葉県警(産経・30面)
●石油元売り/低硫黄ガソリン投入、来年1月、環境規制先取り(日経・1面)
●自動車値下げ加速、中国スズキ10%、現代6%(日経・6面)
●フイリピンの庶民の足、ジプニーを輸出(日経・6面)
ひとくちコメント
21日のマレーシアGPで、ホンダが3年ぶりにF1の表彰台に立った。「まだトップとは差がある」と気を引き締めながらも「トップ争いの足掛かりはつくれた」と、観戦に訪れたホンダの福井威夫社長は名門復活へ第一歩を踏み出した手応えを感じたという。きょうの各紙が、共同通信が配信した速報記事をスポーツ面で大きく取り上げている。
今回、B・A・R・ホンダのバトン(英国)選手は6番手からじわじわ順位を上げ、20周を過ぎて3位に入った。フェラーリのバリケロ(ブラジル)選手の追い上げを約2秒差でかわしたという。最後はエンジン故障に見舞われた佐藤琢磨選手も、最後尾から途中8位まで上げてマシンの戦闘力を示した。
一方、トヨタ勢は9位、12位と初戦同様に第2戦も振るわず、“開花”宣言はまだまだ先となった。