車両火災、ガソリンの入れすぎが原因?

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22日午前、大阪府大阪市中央区内の市道で、走行中の乗用車から突然出火し、わずか10分あまりで全焼するという事故が起きた。運転していた44歳の男性はすぐに脱出したため、幸いにもケガは無かった。警察では漏れたガソリンに引火したものとみている。

大阪府警・東署によると、事故が起きたのは22日の午前11時15分ごろだという。大阪市中央区内平野町1丁目付近の市道を走行していた乗用車のエンジンルーム付近から火の手が上がるのを運転していた男性が確認した。

男性はすぐにクルマを止め、車外に逃げ出すとともに消防に通報。駆けつけた消防隊員がすぐに消火を行ったが、火の勢いは強く、わずか10分程度で乗用車は全焼している。

火災を起こした乗用車は大阪国税局が業務用に使っているもので、出火する5分ほど前に近くのガソリンスタンドで給油していた。

後の車両検分の際、ガソリンタンクのキャップはきちんと閉じられていたことが判明しているが、ガソリンスタンドから火災が起きた現場までの間、路面にはガソリンが流出したような痕跡が残されていた。

警察ではガソリンを規定よりも多く入れすぎるなどして、一部がエンジンルーム内で漏れ、これに引火したことが事故の原因ではないかとして、給油を行ったガソリンスタンドの関係者からも事情を聞いている。

《石田真一》

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