広島県警の公用車、オービスが摘発

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広島県警は23日、尾道署に所属する42歳の巡査長が同僚とともに広島市内で行われた県警の行事に出席した際、公用車でスピード違反の摘発を受けるという不祥事が起きていたことを認めた。この巡査長に対してはすでに懲戒処分が実施されているという。

広島県警・監察官室によると、公用車でのスピード違反を行ったとして道路交通法違反(速度超過)での摘発を受けたのは、尾道署・地域課に所属する42歳の巡査長。

調べによると、この巡査長は今月5日、同僚数人とともに広島市内で行われた県警の行事に出席。その帰路に公用車を運転して山陽自動車道を走行した際、制限速度が80km/hであるにも関わらず、120km/h近い速度で走行を続け、オービス(速度違反自動取締機)に違反内容を記録された。

ナンバーから尾道署の公用車であることが確認され、緊急走行でなかったことから違反とみなされ、運転していた巡査長にはいわゆる赤キップが切られることとなった。

監察官室では「巡査長に対する懲戒処分はすでに実施した」とコメントしているが、その内容については明かせないという。また、罰金についても略式命令によって処理される見込みだ。

違反時は同僚数人も同じクルマに乗っていたというが、何人乗っていたのか、スピード違反についてどのような反応をしていたのかなど、詳細については明らかにされていない。

《石田真一》

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