ホンダの伊東孝紳常務(本田技術研究所社長)は1日、新開発の4輪駆動システム「SH-AWD」を搭載する次期『レジェンド』について、「スポーツカーと競合できるドライビングを実現したい」と述べた。
伊藤常務は4輪の駆動力を個別に制御するのは「クルマの理想の姿であり、世界的にも上級車のトレンドになろう」と見ている。そのうえで、今秋に全面改良されるレジェンドは、すべて新開発のシステムを搭載したタイプにすると述べた。
また、「高出力タイプで車高が低めのセダンには最適」と説明、将来は同社の『インスパイア』や『アコード』級にもSH-AWDを設定する計画を示唆した。